日本工業規格表示許可工場 幸栄産業株式会社
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ポーラスコンクリート積みブロック 3シグマ管理と機能向上による多様化

従来、ポーラスコンクリート積みブロックは、財団法人技術センター編”ポーラスコンクリート河川護岸工法の手引き”により強度重視タイプの仕様、圧縮強度18N/mm2、空隙率18〜21%を目標に製造してきましたが、試験練り等実験段階では両者を同時にクリアーしても量産体制に入って、日々データを重ねるとコンクリート管理上の必修条件と言うべき3シグマの管理に充分対応できているとは言えませんでした。

この度、当社に於いて前記目標の、3シグマの管理もほぼクリアー出来得るポーラスコンクリート積みブロックの完成に至りました。

ポラロックI型は従来品とは明らかに異なる大きな空隙径、空隙率は河川工事に於いては植生、水質浄化、微生物空間の確保等の機能は一段と向上改善されました。また、ポラロックII型は構造上に於いても緩衝能力が大きく、擁壁能力を向上させまたポラロックI型、ポラロックII型ともに透水構造向上により水抜きパイプが不要となり施工簡略化を向上させ後背土の滞水による土圧は透水機能で制御し、擁壁の安定化を高め、近接する田畑の稲やけの防止をする効果もみられました。

技術的にも3シグマ管理はコンクリート積みブロック品質管理上絶対条件とも言えるもので”3シグマの原則”と言われるものです。±3シグマの中にデータの99.7%が入りほぼ完全な管理状態にあるものといえます、当社の目標とする3シグマ管理もそれを発想の原点とし、いろいろな工夫及び技術の向上を土台としてその原則を追求しているものですが圧縮強度と空隙率のバランス上セメントの多少やそれ以外に製造機械及び行程など組み合わせもあり、常時目標のクリアーを継続するには現段階では未だ困難の時もあります。

必ずやクリアー出来る状態にきています、またその様になれば、擁壁はより安定化し、より強固になります。施工的にも3シグマ管理状態にある為工事の安定性、施工強度の均一化が計られ、従来の滑面ブロックと同じ施工方法を取りながら、種々の機能を飛躍的に兼ね備えたものと言えます。

また、上記5号砕石使用のものばかりでなく、単価面での低減を計るよう6号砕石骨材についても空隙率18%圧縮強度18N/mm2を目標に開発製造技術の向上に伴い最近では3シグマ管理もクリアーしつつある段階です。植生についても製品のアルカリ度低減する事によって早期発芽を促すように充分な配慮の上に製造されています。

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